OS 毎にアプリのアクセス権限の範囲とファイルの保存方法が異なります。
iOS用Send Anywhereアプリで送信された写真や動画を保存するには、「写真アプリ」へのアクセス権限をSend Anywhereアプリに必ず付与する必要があります。付与していない場合、写真アプリのカメラロールには写真や動画を保存することができません。
受信したファイルがiOSバージョンでサポートされていないファイル形式またはオーディオコーデックを含む場合、写真アプリのカメラロールには保存することができません。このような場合は、別途ファイルアプリのSend Anywhereフォルダに保存されます。
iOSは強力なセキュリティを維持するため、各アプリごとに個別のフォルダを作成し、互いに共有されないよう固有のサンドボックス(Sandbox)を付与しています。このサンドボックスの中からファイルやデータが外部に出ないよう保管されています。 これによりSend Anywhereアプリ内の指定フォルダのみにファイルを保存することが可能となるため、ダウンロードフォルダの保存先を変更することはできません。
一方、Android用Send Anywhereアプリでは、各アプリ毎にアクセス権限を付与する必要がありません。Androidアプリでは「内部ストレージ」へのアクセス権限の付与をするため、内部ストレージに設定されたダウンロードフォルダの保存先に、受信した全てのファイルを保存することが可能です。
各デバイスに設定されている基本写真アプリは、デバイスの内部ストレージに保存された画像と動画を分類し見ることができるアプリです。 しかし、受信したファイルがAndroid OSのバージョンでサポートされていないファイル形式であったり、オーディオコーデックを含む場合、基本写真アプリでの再生が難しい場合があります。
Send Anywhereアプリを初めて起動する際は、iOS用Send Anywhereアプリでは写真アプリへのアクセス許可を、Android用Send Anywhereアプリでは内部ストレージへのアクセス許可が要求されるようになっています。